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イントロダクション
2024年、当団体が上演し、大変多くの反響をいただいた
『エアスイミング』に新たな演出を加え、この度、再演することとなりました。
稽古写真撮影:Hikaru




作品紹介
今作は『ハンブルボーイ』で批評家協会演劇賞に輝いたイギリス人劇作家シャーロット・ジョーンズのデビュー作(97')で、近年世界各地で上演され、再脚光を浴びている女性二人芝居である。
20世紀前半、今では考えられないような理由で精神病と診断された人々、特に女性たちが多く存在していた。産後うつ、ストレスなどの理由だけでなく、貞淑な女性らしくふるまわなかったというだけで自由を奪われた多くの女性たち。作者は実在の女性をモデルにして、この謎めいた物語を編み出した。そして「自分らしく生きようとしただけのひとりの人間にレッテルを貼り、孤立を強いる社会」に強い疑問を投げかけている。

ストーリー
1924年、イギリス。
妻子ある男性と恋に落ち、望まれぬ子を産んだ「ペルセポネー」は、社会的に不適合とされ「触法精神病施設」に収監されることになる。そこで出会ったのは、葉巻を吸い、過度に男性的にふるまった罪でここに閉じ込められた「ドーラ」だった。いつ終わるとも知れない長い歳月を社会から隔絶された世界で過ごす二人。家族にも忘れ去られ、孤独と絶望で押しつぶされそうになった彼女たちはいつしか「ポルフ」と「ドルフ」という想像上の人格をまといはじめる。二人は「狂気」と隣り合わせの閉ざされた空間で、時にお互いの存在に支えられながら、しなやかな意志で生き抜いていく……。

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